矢樹純のメモ


漫画原作者ですが今にも失業しそうなので、暇を活かして新人賞に出すつもりの小説を書きつつ、次の漫画作品を掲載して貰えるように努力しています。1976年生まれで青年漫画とホラーまたはコメディ映画と本格推理小説が好きです。拷問は苦手です。Tumblrは始めたばかりですが、仕事で使えそうな記事や絶対使えなそうな記事をちょこちょこメモしていこうと思います。
suigetusawa:

女囚霊 塀の中の殺戮ゲーム (ビッグコミックススペシャル) 680円イヤ~ンなリアルさに満ちた、新感覚女囚怪談漫画!!東北のとある女子刑務所。懲罰房に出る怨霊の噂が女囚たちに囁かれる……そいつの目を見てはいけない。「悪くないひと」以外は皆死ぬ!でも生き残ったとしても安心できない……あれ、腕が、片腕が長く……! 果たしてこれはウワサ、都市伝説なのか、それとも?マインドコントロールその他現代の犯罪事情もからめて練り上げられた怪異物語が非常に良い。だが、本書の魅力はそれだけに留まらない。「塀の中」で、まだお化けだの怪異だのが起きる以前の女囚たちの生活描写が異常にリアルでイヤ~ンな感じなのだ。たとえば、同房者らは主従関係危ういバランスでちくちくイジメ合っているのに、お互いを一貫して「さん」づけしあってる。丁寧語でのイジメ!帯に言葉を寄せている花沢健吾「アイアムアヒーロー」にも出てきた描写だがこれが今のトレンドなんだろうな、却って陰湿で寒々する。男性の刑務所体験ものは安部譲二「塀の中の……」シリーズ、漫画だと花輪和一「刑務所の中」、ミュージシャン兼小説家なら嶽本野ばら「タイマ」等の実際に即した系名作があるが、「女囚さそり」的な極端にデフォルメされたキャットファイトや看守によるレイプ、同房レズ描写のない地味な日常を描く女囚ものって意外にないんじゃ?生理が来たときどうするのかとか、それなりに人権人格に配慮された淡々とした懲罰の様子があんまりリアルなのでてっきり塀の中を知る作者と思ったら資料精読によるものらしいと原作者よりtwitterでDM頂き恐縮(笑)。映画「女優霊」や「リング」脚本の高橋洋さんにもお薦めしたい1冊だなー。
ROOFTOP10月号に掲載

suigetusawa:

女囚霊 塀の中の殺戮ゲーム (ビッグコミックススペシャル) 680円

イヤ~ンなリアルさに満ちた、新感覚女囚怪談漫画!!


東北のとある女子刑務所。懲罰房に出る怨霊の噂が女囚たちに囁かれる……そいつの目を見てはいけない。「悪くないひと」以外は皆死ぬ!
でも生き残ったとしても安心できない……あれ、腕が、片腕が長く……! 果たしてこれはウワサ、都市伝説なのか、それとも?

マインドコントロールその他現代の犯罪事情もからめて練り上げられた怪異物語が非常に良い。だが、本書の魅力はそれだけに留まらない。「塀の中」で、まだお化けだの怪異だのが起きる以前の女囚たちの生活描写が異常にリアルでイヤ~ンな感じなのだ。たとえば、同房者らは主従関係危ういバランスでちくちくイジメ合っているのに、お互いを一貫して「さん」づけしあってる。丁寧語でのイジメ!
帯に言葉を寄せている花沢健吾「アイアムアヒーロー」にも出てきた描写だがこれが今のトレンドなんだろうな、却って陰湿で寒々する。

男性の刑務所体験ものは安部譲二「塀の中の……」シリーズ、漫画だと花輪和一「刑務所の中」、ミュージシャン兼小説家なら嶽本野ばら「タイマ」等の実際に即した系名作があるが、「女囚さそり」的な極端にデフォルメされたキャットファイトや看守によるレイプ、同房レズ描写のない地味な日常を描く女囚ものって意外にないんじゃ?
生理が来たときどうするのかとか、それなりに人権人格に配慮された淡々とした懲罰の様子があんまりリアルなのでてっきり塀の中を知る作者と思ったら資料精読によるものらしいと原作者よりtwitterでDM頂き恐縮(笑)。映画「女優霊」や「リング」脚本の高橋洋さんにもお薦めしたい1冊だなー。

ROOFTOP10月号に掲載

Source: suigetusawa